宮崎交通
-2019.11.26-
日向ー上椎葉
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上椎葉
日本三大秘境のひとつ『椎葉村』へと走る旅好きには超?有名路線。運行時間は休憩含め2時間45分と九州でもトップクラスです。
日向と椎葉を日帰りで往復する場合、朝の1便しか選択肢はありません。それでも椎葉の滞在時間は1時間未満しかないので、ゆっくり観光したい方は宿泊がおすすめ。
始発から終点までの運賃は2530円。往復だと5000円を超えますが、1日乗車券を使えば1800円!強い味方ですね。
本数
△毎日 6往復
狭隘度
★★★★★
車両
日野 ポンチョ
いすゞ ジャーニー etc...
塚原~江後の崎
日向から1時間半かけてようやく「塚原」に到着。ここで数分の休憩をとった後、秘境『椎葉村』へ向けて強烈な1時間の始まりです。
早速、バスは2車線の国道を外れ谷底へ延びる旧道に突入します。こちらにあるのは「江後の崎」というバス停。民家はさらに谷底へ下ったところに点在しているようです。その中には民宿もあるとか。道路工事の方とかが利用されるんでしょうか。
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江後の崎~塚原
古園~那須橋
「古園」を過ぎて1キロほどのトンネルを抜けると、ついに『椎葉村』へ入村。それと同時に、今までの2車線道路が嘘のように『国道327号線』が酷道へと変貌します。
「旧岩屋戸」はトンネルと橋で旧道をまたいだ新道上に設置されています。お次は、古い民家の並ぶ旧道へと渡って「松尾橋」。平日は近くにある『松尾小学校』までの通学生がここで降りるとか。
その後ほんの一瞬だけ新道へ戻り、すぐさま旧道へ入るとまもなく「春」。早朝の2便はこのバス停ですれ違うように調整しているみたいです。
新道へ戻っても狭隘路は続きます。1本道ということもあり、交通量がかなり多いため他の路線よりも神経を使いそうな区間です。
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春~石原
六弥田~上椎葉
日向から2時間半をかけ、いよいよ椎葉の中心部に到着です。まず見えてくるのは崖にへばりつくように建っている『民宿ひえつき荘』。素泊まり3500円という格安料金で宿泊できるようです。
その後、沿線には郵便局や役場、農協といった田舎にありがちな光景が並びます。といっても、路線バスに数時間も乗った後だとこの眺めですら感動ものです。
終点の「上椎葉」はバス3.4台分の大きな車庫。昼に着くと椎葉村営バスがお出迎えしてくれます。
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